ビリヤードをプレーする上で欠かせないのが「チョーク」。
はじめのうちは撞くことに夢中で使うのを忘れてしまいがちですが、上達するにつれチョークの重要性がわかってきます。

まずは、「どんなときでも撞く前にかならずタップにチョークを塗る」ことを身に着けましょう。
そうすれば緊張する場面でも塗り忘れを防ぎ、ミスショットを格段に減らせます。

チョークをなぜ使うのか?

ビリヤード場に置いてある青や緑のチョーク。実は「タップが手球に触れた瞬間の滑り止め」なのです。
最初のうちは手球の中心をしっかりと撞くことが多いのですが、手球に変化を与える(手球の中心からずれた位置を撞く)ときにはチョークをしっかりと使用して手球に当たったタップが流れないようにする必要があります。

正しいチョークの塗り方

新品のチョークを見ると中央部が凹んでいるためこのカーブに合わせてタップを回して塗り込む、と考えてしまいがちですが、それは間違いです。チョークは「キューを回しながら一方通行で塗る」のが正しい方法です。
このあとの動画でも解説していますが、タップに当たるチョークは往復で塗らず一方通行で動いています(キューを回しながら塗ります)。

動画で解説・チョークの塗り方

キューを回しながらタップの面に均一にチョークを塗っていきます。
動画では少しわかりにくいですが、キューを回しながら塗っています。