基本的なスタンス、ブリッジ、グリップを理解したら、実際に撞いてみましょう。
まずはブレずにまっすぐ手球を撞く。これができないと次のステップに進めません。
力を入れずにリラックスした状態で正確なショットを心がけましょう。
実際に手球を撞いてみましょう
真っ直ぐにボールを撞くには「手球の中心にタップを当てる」こと。手球の中心以外を撞くと回転がかかったり思いもよらない方向に行ってしまいます。構えるときにタップの中心が手球の中心に来るように構え、力を入れずにキューを振りましょう。
はじめはクッションに向かって真っ直ぐに撞きます。真っ直ぐに打てた場合は撞いた位置に手球が戻ってきます。
真っ直ぐに手球が転がらないときに見直すポイント
- キューを振りすぎて左右にぶれてしまっている
力が入りすぎてキューが左右に向いてしまっている可能性があるときは、弱めのショットから練習しましょう。
肘を支点に真っ直ぐ振り出しましょう。 - ブリッジが安定せず、キューの動きに負けてしまっている
ブリッジがしっかり台に固定されていなかったり、キューがブリッジの指の輪の中で暴れてしまっている可能性があります。
力を抜いたスイングのときに輪の中でのキューの動きをよく覚えておきます。 - 手球の中心にタップがあたっていない
最初のうちは手球の赤いマークを正面に向けてそこを撞けるようにセットし、チョークが赤いマークについているかどうかチェックしましょう。 - ハウスキューのタップが変形している
技術ではない部分ですが、タップが変形しているとボールとの接触面が平らにならずに左右に行ってしまいます。また、キュー自体が反っていることもあるので、コンディションの良いハウスキューを選びましょう。
次にポケットに向かって手球を撞いてみます。ポケットに対していろいろな角度から狙いをつけて撞いてみましょう。キューを真っ直ぐに構えその延長線上に手球・ポケットが来るようして撞きます。
真っ直ぐの次は「強弱」
ポケットに手球を入れることができたら、今度はショットの強弱の調節です。
手玉とポケットの間に的玉を一つおいて撞いてみます。この際に、的球のみをポケットに落とし、手玉は台の上に残るように振りを調節しながら撞きましょう(手玉が的玉にあたったときに手玉が戻ってくる撞き方も後で学びます)。
まずはストレートボールを安定させましょう
手玉を真っ直ぐ正確につけるようになることが上達への第一歩です。
難しいクッションボールなども「クッションの狙った位置に正確に当てること」が大事です。
これに強弱のコントロールができればまずはOK。基本をしっかり身につけいつでも安定したショットができるように練習しましょう。