ポケットビリヤードでは種目によりさまざまなボールが使用されます。
番号のついた「的球」とプレーヤーがキューで撞いてプレーを進める「手球」があります。
以前は象牙で作られたボールが使用されていましたが、最近では樹脂などの素材で象牙製のボールに比重を合わせたものが使用されています。
ポケットビリヤードで使用されるボールの重さは重量は156~170グラム(5.5~6オンス)、直径は57.15ミリメートル(2.25インチ)で作られています。
ポケットビリヤードに使われるボール
手球
プレーヤーがキューで撞いてよいボールです。白い無地または赤いドットマークがついているものが多く使用されます。
その昔はドットのない無地のボールが主流でしたが、テレビ中継などで見やすくするためにドットをつけた、と言われています。
的球
図のように番号ごとに色分けされたボールです。国際的な取り決めで各番号に対して色の組み合わせが決まっています。
ゲームのプレー順を決めるため、など特別な理由がない限り的球をキューで撞くことは許されていません。
1~8番(8を含まないこともあるが)をソリッドボール、9~15番までを「ストライプボール」と呼ぶ場合もあります。(ほかにもいろいろな呼び方があります)
こちらの的球もテレビ中継などで色をわかりやすくするため(諸説あります)に茶色をえんじ色に変えたものなども使用されています。
1番:黄色 2番:青 3番:赤 4番:紫
5番:オレンジ 6番:緑 7番:茶色 8番:黒
9番:黄色と白 10番:青と白 11番:赤と白 12番:紫と白
13番:オレンジと白 14番:緑と白 15番:茶色と白 手玉:白